3匹の猫

みみねこの競プロ精進メモ

放課後5時半以降の教室施錠について

※この記事は 苫小牧高専 Advent Calendar 2019 23日目の記事です。
adventar.org

アドベントカレンダー昨日の記事は卒業した今でもTwitterで絡んでくれるかっこいい先輩mktakuyaさんでした。

今回は数学の話をしようと思ったんですがあまりにも苫小牧高専に関係がなかったので、ちょっとだけ関係のある別の話題にシフトします。

学生課、よくやった!

皆さんは今年度から教室が午後5:30以降施錠されるようになったことをご存じでしょうか?そうです。今までは教室に残って勉強したり遊んだりできたけど今年度から5時半になると警備員さんに締め出されるようになったんですね。

この教室施錠を実施する理由について、今年の入学式かなにかで学生主事の先生が言及してましたね。僕もうろ覚えなのですが、どうやら多目的トイレでチョメチョメした学生カップル(?)がいたらしく、多目的トイレを(特別な事情がない限り)施錠することを決めたらしいです。主事もはっきり言ってたのでぼくもはっきり言いますがセックスです。トイレでセックスするなよ。ベッドの上でウンコするぞ。

また上記の理由と加えて、教室に数人しかいないのに教室の電気をつけっぱなしにすると電気代がもったいない*1ので、教室を5:30以降施錠するということを同時に決めたらしいです。さすが学生課!決断力がある!一生ついていきます!

教室施錠のメリット

たくさんあって書ききれないので厳選します。

  • 5時半以降の消費電力量が格段に減る

これは根拠より明らかですし、明らかに良いことです。

  • 忘れ物をしても教室に入れないので忘れ物をする人が減る

もし教室にカバンごと置いたままどこかへ行こうものなら、5時半を過ぎた瞬間そのカバンには指一本触れることが出来ません。バス定期が入っていたりしたらそれこそ終わりですね。こういう体験をすることで「忘れ物をしないぞ!」という学生の意識が高まり、忘れる確率は大幅に減るでしょう。

  • 教室で勉強する人が減る

これは素晴らしい成果です!! そもそも勉強したいなら図書館や自習室へ行くべきです。教室は自習をするところではありません。読んで字のごとく、教室は教わる場所です。教員による授業が終わったら速やかに教室を開けましょう。

  • 教室以外にも性行為する場所はいくらでもある

多目的トイレや放課後の教室以外にも、屋上へつながるB棟の階段の踊り場*2や学術情報センターの2階など、場所なら探せばいくらでもあります。教室施錠など屁でもありません。

デメリット

特になし

まとめ

教室施錠については否定的な意見を持つ学生も少なくないですが、これを決断した学生課には感謝の念しかありません。今現在、学生課およびその関係者が何を考えているかはわかりませんが、将来的には節電するため授業中の蛍光灯の使用を禁止したり、校内での性行為を禁止するためにトイレや教室などあらゆる場所への入室許可をいちいち取ってからでないと入れないようにしたりなど、様々な制限を設けて学生がより良い学生生活を送れるような高専になることを期待しています。


明日のアドベントカレンダーはすとんりばーさんです!楽しみですね!では!




















で、本音は?

ごめんなさい。ちょっと本文でふざけ過ぎました。
メリットの項で僕があげた4つの事項について、真面目に考えてみます。

5時半以降の消費電力量が格段に減る

これは皮肉を抜きにしても、メリットとして挙げて良いと思います。以前までは教室に一人しかいないのに電気が全てついていたり、しまいには誰も教室にいないのに電気が付きっぱなしになっていたりしたので、5時半以降に警備員さんが来て教室の電気の消灯(ついでに窓の施錠)をするというのは良い作戦です。

忘れ物をしても教室に入れないので忘れ物をする人が減る

これは…(笑)
忘れ物する人はするし、しない人はしないです。教室施錠しても変わらないです。

教室で勉強する人が減る

教室施錠が始まる前までは教室に残って友達と勉強する、という文化があったと思います。え、なかった?少なくとも僕のクラスではありました。
どうやら高速バスで通学している学生は16:30の便を逃しても19:00の便で帰れるらしいので、最終便まで残って自習することが出来ていました。ところで現在は教室が17:30で締まります。普通に考えて16:30の便で帰りますね。僕のクラスでの自習文化は完全に死にました。
ちなみに学術情報センターの自習室は放課後も20:00までは開いているのでそこで似たようなことはできます。ですが、授業が終わったノリでそのまま教室で勉強する方がハードルが低いし、僕個人としては*3やっぱり教室施錠はしてほしくないな、という感じです。

教室以外にも性行為する場所はいくらでもある

ちょっとタイトルだけ見ると変なことを言っているように見えますが今回僕が一番言いたいのはこれです。「多目的トイレで性行為した人がいる」のを理由に多目的トイレや放課後の教室を封鎖するのは果たして本当に正しい対処法なのでしょうか?結局こういう対処は一時的なもので、こういう行為をする人がいなくならない限りはまた必ず似たようなことが起きます。そしてこのようなことが起これば、高専側は必ず今よりさらに厳しい規制をかけてくるでしょう。

真・まとめ

ちょっと前にTwitterで「教室施錠をどう思うか」という内容のアンケートを取りました。

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アンケートの結果
閲覧用の票を除くと、サンプル数こそ少ないものの実に83.7%の人が反対に投票していました。やはり学生からすると教室の施錠はやめてほしいという意見が強いです。

とまあここまで学生目線でいろいろ文句を垂れてきましたが、学生課からしても教室の施錠はなるべくしたくなかったと思われます。というか教育者の立場としてそうであってほしいです。
この規制は、学生にいじわるするためにやっているわけではありません。必ずこういうのにはしっかりとした理由があります。今回のケースで言えば、教室の電気の無駄遣い、そして(一部)学生の常識の無さが原因です。あえてひどい言い方をしますが、悪いのはすべて学生側です。でも逆にいえば、学生たちの意識が変わればこのような規制は無くなります。
規制に対して愚痴を言うだけで終わらせずに、まずは、自分自身の行動を見直してみるのが良いと思います。そしてもし周りにおかしな行動をしている人がいるなら、一言声をかけてあげてください。高専に入ってきている以上彼らも馬鹿ではない*4ので、きちんと話を聞き入れてくれるはずです。こうして全体を少しずつ良い方向に引っ張っていくことが大事です!!

より良い高専を、自分たちの手で創り出していきましょう!!!


改めて、苫小牧高専アドベントカレンダー明日の担当はすとんりばーさんです。それでは!

*1:どうやら上から節電しろと言われているらしいです。学生課も大変ですね

*2:隠れデートスポットで有名

*3:というかこのブログ記事の内容はすべて僕個人の意見です

*4:稀に人の話を聞けない馬鹿もいます